「いざというとき役立つ 犬と猫の災害サバイバル」香取 章子 著 2002年 学習研究社発行
最新の情報とは言えないけど、参考になると思われ。
ちょっと自分なりにお役立ちポイントをまとめてみたよ。
あと同じ本&便利リンクをまとめた良サイトを発見↓
・ねこのや動物の災害対策まとめ
以下個人的な意見&本には載ってないラジオやネットなんかのうろ覚え情報には#をつけてます
けどそれ以外にも曲解入ってることにご注意。
まずそもそも。
【ペットを、災害時に保護をする意味】
ペット(本の中では伴侶動物と呼ばれてるけど長いので)を連れられなければ、飼い主が避難を拒否したり危険な区域に戻ってしまうケースがある。ペットを飼う家庭がふえる中、人命を守る意味でペットの保護は重要。
保護できない場合は被災地でノラ状態になったペットがさまよい、地域環境や公衆衛生の問題も。
#っていう動物愛護どうのこうの以前にちゃんと意味があるのよ。
#こんな時にペットなんて!って言う人や動物が苦手・嫌いな方にもそこらへんは理解してほしい。
【震災前の防災準備】
大前提として
◎地震津波洪水(浸水)噴火放射能汚染等、居住地での事前の危険性を調べ、ペットがいるいない以前にできる対策は行うこと。
◎常に適正飼育を行うこと。
┗適正飼育とは
・ペットの健康管理をすること
(ノミ・寄生虫の駆除、ワクチン接種、病気の治療、去勢避妊手術なども含む)
・基本的なしつけをすること
(他の動物や他人に迷惑をかけない、キャリーケースやゲージでの移動などにある程度は慣れている)
建物の安全性や棚家電の固定などはペットがいるいない以前に重要。
家の中を安全地帯に。
割れたガラスは人間だけじゃなくペットの肉球も傷つける。
#肉球の傷は他の所の傷より治りにくいと聞いたことが…
普段からのしつけで、避難時や避難所での問題の多くを避けることができる。
避難所では特に、ペットも社会の一員であることを求められるよ。
・家族以外のペットや人間の存在にもある程度慣れさせる。
・トラブルになりやすい鳴き声吠え声・トイレのしつけ・抜け毛・匂いなどに普段から気をつける。
例えば散歩などは、あくまでも運動のためであってトイレをさせる事が目的ではない事に注意。
また狂犬病予防の方法の変わった現在、犬を屋外で飼う必要性はないそうで。
犬も猫もトラブルや事故、ノミ、寄生虫や病気を防ぐためにも室内飼いが適正飼育とされているそうで。
あと適正飼育の観点でも災害時においても一人二人での多頭飼いは避ける。
その他備えられること
◎迷子札や鑑識札などをつけておく。マイクロチップの埋め込みが理想的。
#マイクロチップ、アレルギー反応をおこす事もあるそう。抜けちゃうこともあるとかなので、マイクロチップだけで万全とは言えないかも。
◎自分の地域の防災計画でのペットの扱いをチェックする
◎犬を繋ぐ時には、石塀などの倒れやすいものそばを避ける。
(圧死するケースも)
◎近所にペット友をつくる、情報をやりとりできる人間関係を作っておく
#(帰宅困難時に代わりに世話をしてもらう事ができるのが理想的)
◎#飲み水は複数箇所に
#(数日の帰宅困難時なら乗り切れる可能性が。水をよく飲めることで平時の尿関係の病気防止にも。)
◎保定の仕方、応急処置の仕方、ペットの平時の心拍数や呼吸数などを測っておく
(関連してペットの写真プロフィール、ワクチン接種歴や病歴などを見やすい状態に健康手帳に整理)
◎放射能汚染が考えられる地域では、避難時にペットに直接放射性物質が触れない防具を用意
┣小型犬、猫はキャリーに入れビニール風呂敷などで全体をつつむ
┗中・大型犬は散歩用のフード付きレインコート、足に履かせる靴、ハンカチやマスク等口を覆ってやれるもの
(放射性物質を浴びたおそれがある時に洗ってやるシャンプーなども)
◎ペットの非常用持ち出し袋を用意する
┗持ち出し袋の中身
(●は必要なもの、○はあると便利なもの、△は余裕があれば)
●首輪(迷子札つき)、リードやハーネス、狂犬病予防接種済み票
●キャリーケース
●飲み水3日分(犬猫には軟水)
●ペットフード3日分(処方食の場合は多めに)
●食器、水入れ(軽く割れにくいもの)
●常備薬、救急用品(包帯や滅菌ガーゼ、吸水性パッド:生理用品なども可、抗生物質の軟膏)
●トイレ用品(ペットシーツやふん処理袋スコップ、消臭スプレー)
●ペットの健康手帳、診察券
○ブラッシング用品(抜け毛集めにガムテープがあると便利)
○おもちゃ
○バスタオルや新聞紙、トイレットペーパー、ゴミ袋など
△猫トイレと猫砂など
△猫のつめとぎ
△ベッドにしてるクッションや毛布
△サークル、ケージなど
#ペット用体温計とかも。
#こういう情報サイトも発見。 Big Tree For Animals 愛犬・愛猫の避難セットの作り方
【災害時にできること】#ペットに関することだけ抜き出してます。
避難
◎必ずペット同伴で。
(噴火などの避難指示で、すぐに戻れるだろうと考えていて何ヶ月も取り残されたことが)
◎キャリーに入れたり首輪とリードをつけてしっかり連れだす。
#キャリーに入れた犬猫も、可能であればリードをつけておくと安心。
地震
◎小型の犬猫は覆い被さり自分のお腹の下へ。近くに机などがあれば一緒にその下へ。
火災
◎動物も煙に注意。リードやキャリーなどに入れ、低い位置で連れ出す
◎燃えている自宅を見て猫が炎に飛び込むケースが。避難してもすぐにキャリーから出さないこと。
放射能汚染
◎屋内待避時は犬猫も中に入れ、外に出さない。
#飲ませる水に関して。 まな動物病院からのお知らせ 今、犬猫に水道水?ミネラル水?
【災害後にできること】
◎安全なところで優しくなでる、落ち着いて声をかける、猫は体を毛布にくるんで落ち着かせること。
◎ペットの怪我、病気やまわりの被害に慌てない。
飼い主が慌てるとペットもパニック状態になりやすいよ。意識して落ち着いて。
◎飼い主自身とペットの安全が確保できる場所でペットの全身をチェック
・台の上に載せ、普段大人しいペットでも二人以上で保定するのが理想。抑えつけない。
・呼吸心拍数、歯茎をみてショック状態になっていないかをみる。
・外傷だけでなく、精神的ショックによる病気にも注意。
・異常があれば応急処置を行い、すぐに獣医へ。
本に載ってたことをざっくり→【応急処置】
◎まずは避難所へ行ってみる。
・ペット連れの避難者を実際には受け入れているところもある。
・ペットフードなどの救援物資が届くことも。
◎家屋倒壊などでペットが生き埋めになっても望みを捨てないこと。
◎逃亡した猫は家に戻るケースが多い。探す時は家を中心に。
◎被災後に活動してる獣医も多い。自治体、獣医師会、動物愛護団体などに問い合わせを。
┗5W1Hで治療がスムーズに
・who 年齢、性別、食生活、病歴など
・what どんな症状
・where どこが悪いのか
・when いつからか
・why 原因と思われるものは
・how それまでの対応は
◎避難所に入ることが難しい場合は、マイカーや公園などにテントをはる手段も
【避難所生活でできること】
◎ペットの飼い主として、ペットへの管理にしっかり注意をはらう。周囲への気づかいをする。
・トラブルが原因でペット連れの避難者が追い出されることも。
・普段は問題のないペットでも、ストレスで吠える、人間が噛むなどの問題行動がでることがある。
・状況によってはペットの一時預かりなども利用する。
・#避難生活は人にもストレス。動物への許容度は平時よりも下がるのは当然なのを心得ておく。
◎避難生活のストレスでペットに消化器系、呼吸器系の疾患がでることも。咳や食欲不振、下痢嘔吐などによく注意する。
◎アニマルシェルターや動物救護センターなどで一時預かりをやっている場合も。
情報収集をしてみること。
◎ペットのトイレ関連を気をつける。
・#犬が毛布や布団にマーキングすることがある。
・猫のフンをトイレに流すと、付着した砂がたまってトイレがつまることも。
・#平時と違う環境なのでトイレを失敗することもある。においや衛生面でも平時以上に気をつけること。
◎施設などで預かってもらっている場合、頻繁に飼い主が面会をすることでストレスが軽減するよ。
◎ペットのストレスを少なく避難生活をおくらせるには、施設の集団収容よりボランティアなどの個人の家庭で一時預かりしてもらう方がよい。
【仮設住宅でできること】
◎引き取れる見通しがたたない・飼育できる環境が整わない場合には、ペットを手放すことも選択肢に入れること。
・預かりが長期に渡る場合など、ペットの生活の質を考えれば引き取ってもらう事がよいこともある。
・里親探しの代行はアニマルシェルターや動物救護センターなどが行っている。
・譲渡時には病歴や普段の生活などの詳しいプロフィールも伝えるとよい。
・大人の犬猫でもちゃんと新しい里親に懐く。 #飼い主としては寂しいけど(笑)
◎仮設住宅の入居も試してみる。
・ペット不可としてるところもあるが、実際にはペット連れは少なくない。
・入居できないという法律はなく、市や区が独自にトラブル回避に禁止するとした所も
◎ペット連れが容認されてる仮設住宅などでもマナーを守って、トラブルにならないことが重要。
◎公営住宅でもペット飼育が許可されている場合や、新たにペット可の災害復興住宅が建設されることもある。
ちなみに本によると阪神淡路の震災をうけて(散々ペット同伴不可に対して抗議とかがあり)ペット可の復興住宅が建築され、そこから公営住宅や賃貸でのペット可、ペット飼育専用の物件が増えたそうな。
以上、ざっくりまとめるとこんな感じ。
後半は災害マニュアルとは違う感じだけど、記憶に留めておくと困ったときになんとかなるかも?
今回の地震でもペットのトラブルは出てきているけど、普段からできることはしておけばちょっとは違うのかなぁと考えたり。
それとペットを連れていると弱者的な扱いになることもあるだろうけど、庇護を求めるんじゃくて、飼い主も他の人たちと協力して助けあわなきゃならない立場なのは自覚しないとね。
最新の情報とは言えないけど、参考になると思われ。
ちょっと自分なりにお役立ちポイントをまとめてみたよ。
あと同じ本&便利リンクをまとめた良サイトを発見↓
・ねこのや動物の災害対策まとめ
以下個人的な意見&本には載ってないラジオやネットなんかのうろ覚え情報には#をつけてます
けどそれ以外にも曲解入ってることにご注意。
まずそもそも。
【ペットを、災害時に保護をする意味】
ペット(本の中では伴侶動物と呼ばれてるけど長いので)を連れられなければ、飼い主が避難を拒否したり危険な区域に戻ってしまうケースがある。ペットを飼う家庭がふえる中、人命を守る意味でペットの保護は重要。
保護できない場合は被災地でノラ状態になったペットがさまよい、地域環境や公衆衛生の問題も。
#っていう動物愛護どうのこうの以前にちゃんと意味があるのよ。
#こんな時にペットなんて!って言う人や動物が苦手・嫌いな方にもそこらへんは理解してほしい。
【震災前の防災準備】
大前提として
◎地震津波洪水(浸水)噴火放射能汚染等、居住地での事前の危険性を調べ、ペットがいるいない以前にできる対策は行うこと。
◎常に適正飼育を行うこと。
┗適正飼育とは
・ペットの健康管理をすること
(ノミ・寄生虫の駆除、ワクチン接種、病気の治療、去勢避妊手術なども含む)
・基本的なしつけをすること
(他の動物や他人に迷惑をかけない、キャリーケースやゲージでの移動などにある程度は慣れている)
建物の安全性や棚家電の固定などはペットがいるいない以前に重要。
家の中を安全地帯に。
割れたガラスは人間だけじゃなくペットの肉球も傷つける。
#肉球の傷は他の所の傷より治りにくいと聞いたことが…
普段からのしつけで、避難時や避難所での問題の多くを避けることができる。
避難所では特に、ペットも社会の一員であることを求められるよ。
・家族以外のペットや人間の存在にもある程度慣れさせる。
・トラブルになりやすい鳴き声吠え声・トイレのしつけ・抜け毛・匂いなどに普段から気をつける。
例えば散歩などは、あくまでも運動のためであってトイレをさせる事が目的ではない事に注意。
また狂犬病予防の方法の変わった現在、犬を屋外で飼う必要性はないそうで。
犬も猫もトラブルや事故、ノミ、寄生虫や病気を防ぐためにも室内飼いが適正飼育とされているそうで。
あと適正飼育の観点でも災害時においても一人二人での多頭飼いは避ける。
その他備えられること
◎迷子札や鑑識札などをつけておく。マイクロチップの埋め込みが理想的。
#マイクロチップ、アレルギー反応をおこす事もあるそう。抜けちゃうこともあるとかなので、マイクロチップだけで万全とは言えないかも。
◎自分の地域の防災計画でのペットの扱いをチェックする
◎犬を繋ぐ時には、石塀などの倒れやすいものそばを避ける。
(圧死するケースも)
◎近所にペット友をつくる、情報をやりとりできる人間関係を作っておく
#(帰宅困難時に代わりに世話をしてもらう事ができるのが理想的)
◎#飲み水は複数箇所に
#(数日の帰宅困難時なら乗り切れる可能性が。水をよく飲めることで平時の尿関係の病気防止にも。)
◎保定の仕方、応急処置の仕方、ペットの平時の心拍数や呼吸数などを測っておく
(関連してペットの写真プロフィール、ワクチン接種歴や病歴などを見やすい状態に健康手帳に整理)
◎放射能汚染が考えられる地域では、避難時にペットに直接放射性物質が触れない防具を用意
┣小型犬、猫はキャリーに入れビニール風呂敷などで全体をつつむ
┗中・大型犬は散歩用のフード付きレインコート、足に履かせる靴、ハンカチやマスク等口を覆ってやれるもの
(放射性物質を浴びたおそれがある時に洗ってやるシャンプーなども)
◎ペットの非常用持ち出し袋を用意する
┗持ち出し袋の中身
(●は必要なもの、○はあると便利なもの、△は余裕があれば)
●首輪(迷子札つき)、リードやハーネス、狂犬病予防接種済み票
●キャリーケース
●飲み水3日分(犬猫には軟水)
●ペットフード3日分(処方食の場合は多めに)
●食器、水入れ(軽く割れにくいもの)
●常備薬、救急用品(包帯や滅菌ガーゼ、吸水性パッド:生理用品なども可、抗生物質の軟膏)
●トイレ用品(ペットシーツやふん処理袋スコップ、消臭スプレー)
●ペットの健康手帳、診察券
○ブラッシング用品(抜け毛集めにガムテープがあると便利)
○おもちゃ
○バスタオルや新聞紙、トイレットペーパー、ゴミ袋など
△猫トイレと猫砂など
△猫のつめとぎ
△ベッドにしてるクッションや毛布
△サークル、ケージなど
#ペット用体温計とかも。
#こういう情報サイトも発見。 Big Tree For Animals 愛犬・愛猫の避難セットの作り方
【災害時にできること】#ペットに関することだけ抜き出してます。
避難
◎必ずペット同伴で。
(噴火などの避難指示で、すぐに戻れるだろうと考えていて何ヶ月も取り残されたことが)
◎キャリーに入れたり首輪とリードをつけてしっかり連れだす。
#キャリーに入れた犬猫も、可能であればリードをつけておくと安心。
地震
◎小型の犬猫は覆い被さり自分のお腹の下へ。近くに机などがあれば一緒にその下へ。
火災
◎動物も煙に注意。リードやキャリーなどに入れ、低い位置で連れ出す
◎燃えている自宅を見て猫が炎に飛び込むケースが。避難してもすぐにキャリーから出さないこと。
放射能汚染
◎屋内待避時は犬猫も中に入れ、外に出さない。
#飲ませる水に関して。 まな動物病院からのお知らせ 今、犬猫に水道水?ミネラル水?
【災害後にできること】
◎安全なところで優しくなでる、落ち着いて声をかける、猫は体を毛布にくるんで落ち着かせること。
◎ペットの怪我、病気やまわりの被害に慌てない。
飼い主が慌てるとペットもパニック状態になりやすいよ。意識して落ち着いて。
◎飼い主自身とペットの安全が確保できる場所でペットの全身をチェック
・台の上に載せ、普段大人しいペットでも二人以上で保定するのが理想。抑えつけない。
・呼吸心拍数、歯茎をみてショック状態になっていないかをみる。
・外傷だけでなく、精神的ショックによる病気にも注意。
・異常があれば応急処置を行い、すぐに獣医へ。
本に載ってたことをざっくり→【応急処置】
◎まずは避難所へ行ってみる。
・ペット連れの避難者を実際には受け入れているところもある。
・ペットフードなどの救援物資が届くことも。
◎家屋倒壊などでペットが生き埋めになっても望みを捨てないこと。
◎逃亡した猫は家に戻るケースが多い。探す時は家を中心に。
◎被災後に活動してる獣医も多い。自治体、獣医師会、動物愛護団体などに問い合わせを。
┗5W1Hで治療がスムーズに
・who 年齢、性別、食生活、病歴など
・what どんな症状
・where どこが悪いのか
・when いつからか
・why 原因と思われるものは
・how それまでの対応は
◎避難所に入ることが難しい場合は、マイカーや公園などにテントをはる手段も
【避難所生活でできること】
◎ペットの飼い主として、ペットへの管理にしっかり注意をはらう。周囲への気づかいをする。
・トラブルが原因でペット連れの避難者が追い出されることも。
・普段は問題のないペットでも、ストレスで吠える、人間が噛むなどの問題行動がでることがある。
・状況によってはペットの一時預かりなども利用する。
・#避難生活は人にもストレス。動物への許容度は平時よりも下がるのは当然なのを心得ておく。
◎避難生活のストレスでペットに消化器系、呼吸器系の疾患がでることも。咳や食欲不振、下痢嘔吐などによく注意する。
◎アニマルシェルターや動物救護センターなどで一時預かりをやっている場合も。
情報収集をしてみること。
◎ペットのトイレ関連を気をつける。
・#犬が毛布や布団にマーキングすることがある。
・猫のフンをトイレに流すと、付着した砂がたまってトイレがつまることも。
・#平時と違う環境なのでトイレを失敗することもある。においや衛生面でも平時以上に気をつけること。
◎施設などで預かってもらっている場合、頻繁に飼い主が面会をすることでストレスが軽減するよ。
◎ペットのストレスを少なく避難生活をおくらせるには、施設の集団収容よりボランティアなどの個人の家庭で一時預かりしてもらう方がよい。
【仮設住宅でできること】
◎引き取れる見通しがたたない・飼育できる環境が整わない場合には、ペットを手放すことも選択肢に入れること。
・預かりが長期に渡る場合など、ペットの生活の質を考えれば引き取ってもらう事がよいこともある。
・里親探しの代行はアニマルシェルターや動物救護センターなどが行っている。
・譲渡時には病歴や普段の生活などの詳しいプロフィールも伝えるとよい。
・大人の犬猫でもちゃんと新しい里親に懐く。 #飼い主としては寂しいけど(笑)
◎仮設住宅の入居も試してみる。
・ペット不可としてるところもあるが、実際にはペット連れは少なくない。
・入居できないという法律はなく、市や区が独自にトラブル回避に禁止するとした所も
◎ペット連れが容認されてる仮設住宅などでもマナーを守って、トラブルにならないことが重要。
◎公営住宅でもペット飼育が許可されている場合や、新たにペット可の災害復興住宅が建設されることもある。
ちなみに本によると阪神淡路の震災をうけて(散々ペット同伴不可に対して抗議とかがあり)ペット可の復興住宅が建築され、そこから公営住宅や賃貸でのペット可、ペット飼育専用の物件が増えたそうな。
以上、ざっくりまとめるとこんな感じ。
後半は災害マニュアルとは違う感じだけど、記憶に留めておくと困ったときになんとかなるかも?
今回の地震でもペットのトラブルは出てきているけど、普段からできることはしておけばちょっとは違うのかなぁと考えたり。
それとペットを連れていると弱者的な扱いになることもあるだろうけど、庇護を求めるんじゃくて、飼い主も他の人たちと協力して助けあわなきゃならない立場なのは自覚しないとね。
あと本に載ってた応急処置を簡単に。
詳しくは本かネットでどうぞ。
【応急処置】
#あくまでも応急処置は獣医師に見せる前の一時的なもの。
#治療行為ではないよ。治療は獣医師に任せること。
#病院に駆け込む準備って考えとくとよいのかも。
ペットを運ぶときは箱に横たえたり簡易タンカにのせて、できれば二人がかりで持つこと。
抱きかかえるのは避ける
◎パニック状態→この時は応急処置よりも前に獣医へ。平時より呼吸がはやい、拍動数が多い、歯茎が白いなど。
◎外傷→まず止血をする。血の止まった傷には化膿を防ぐ処置。
(ひどく化膿してる場合をのぞいて人間用消毒液は使わない方がよい。)
◎骨折→痛みで暴れないよう、安静を保てるようにする
◎やけど→すぐに流水をかける(顔や頭にはかからないように。#水を嫌がる猫には氷嚢も)患部はぬれた布でそっと覆って保護
#やけどがひどい場合、患部の皮膚がはがれたりすることもあるので直接流水があたるのは避けたほうが良いような気も…
#氷嚢ゴリゴリもちょっと怖いけど
◎溺れた時→まず肺や器官の水を吐き出させること。逆さまにして振る、揺するなど。
#体を毛布でくるみ、カイロなどで温めながら運ぶとよい
(呼吸が止まっている時は人工呼吸、心臓が止まっている時は心肺蘇生。ただし最新機械もそろった獣医であっても心肺蘇生の成功率はかなり低いらしい)
#意識もあって正常に見えても必ず獣医師に診せること。水が残っていて肺炎などを起こすことも。
◎嘔吐→吐物は誤飲を防ぐために拭いとる。水は普段の5分の1程度しか飲まさない。
◎下痢→24時間絶食させる。脱水症状にならないように水はたっぷり飲ませること
#時期によっては熱中症や低体温症にも注意。
◎#熱中症→呼吸が荒い、体温が40度以上、ぐったりするなどが見られたら、水をかけて(直接かからないようにビニール越しが理想的)体を冷やす。氷水などは厳禁。濡れタオルなどを首や脇に当てながら病院へ。
#体温が38度以下にまで下がりすぎないように注意を。ペット用体温計があると良い。
◎#低体温症→ずっと寝ているように見える(ぐったりしている)、触ると冷たい、体温が38度以下の時は低体温症の疑い。毛布などでくるみ、手で擦りながら病院へ。
#急に暖かい場所に移したり、カイロなどで温めるのは厳禁。人間が抱えて温める方法も。
#つきの部分は正確でない可能性あるよ!
行きつけの獣医さんに聞くとか、正しい情報はご自分で!
【これまでの震度と猫さまのまとめ】
震度5弱:揺れが強くなるとベッド下に避難し、ミ゛ャーミ゛ャーと鳴くなどの動揺をみせる
震度4:揺れが長引くとテーブル下などに避難するが、怖がる様子は見られない
震度3:寝てる
いずれの場合でも揺れが弱くなると速やかに平常時の行動を再開する様子が確認された。
猫さまの行動と震度との間に明らかな因果関係がみられることから、茨城県牛久市猫さま管理局の局長りんこ氏は「地震直後の即座に震度情報が入らない状態では、猫さまの観察が重要。これからも猫さまを観察しより詳しい因果関係を調べていきたい。」と語っている。
震度5弱:揺れが強くなるとベッド下に避難し、ミ゛ャーミ゛ャーと鳴くなどの動揺をみせる
震度4:揺れが長引くとテーブル下などに避難するが、怖がる様子は見られない
震度3:寝てる
いずれの場合でも揺れが弱くなると速やかに平常時の行動を再開する様子が確認された。
猫さまの行動と震度との間に明らかな因果関係がみられることから、茨城県牛久市猫さま管理局の局長りんこ氏は「地震直後の即座に震度情報が入らない状態では、猫さまの観察が重要。これからも猫さまを観察しより詳しい因果関係を調べていきたい。」と語っている。